そうだ 信州へ行こう

信濃の観光地を遊びながら紹介しています

街中に貼ってある戸隠神社式年大祭のポスターが気になっていました

先日の中日庭儀大法要も無事(?)に終わり善光寺御開帳も終盤になってきました。
今話題のドローンが落下というビックリする事件もありましたがけが人もなく法要が終わってよかったです。


善光寺の御開帳により、今年に入ってから長野の街中は御開帳のポスターばかり貼りまくっていました。
そんな中でもときどき目にしたのが「戸隠神社式年大祭」のポスター。戸隠神社については全くの無知だったので気にはなっていたのですが何をやっているのかまで知りませんでした。
善光寺の御開帳が私の中でひと段落ついたので戸隠神社についても調べてみることにしました。

 

 

戸隠山 神話から生まれた厳しい修業の場であった霊山

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天岩戸(あまのいわと)の神話では天照大神(あまてらすおおみかみ)が隠れたとされる天岩戸が天手力雄命(あめのたぢからおのみこと)によって下界に放り投げられてできたのが戸隠山なのだそうです。
古くは平安時代末期に修験者が厳しい修行を行った場ですが現在では登山のルートとしても人気があり、その修行の場が五十間長屋、百間長屋という名前で登山ルートの途中に残っています。
春は山菜と青々とした木々の芽吹き、夏は避暑地としてとても涼しく、秋は見事な紅葉と山並み、冬は一面が白銀の世界で積雪が多く人を寄せ付けない。四季を色濃く楽しませてくれる山です。

 

 

戸隠神社とは

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戸隠神社は奥社、中社、宝光社、九頭龍社、日之御子社の五社からなり農耕の神、水の神として信仰されています。
九頭龍社のみが地主神を祀っており、奥社、中社、宝光社、日之御子社は天の岩戸開きの神事に功績のあった神々をまつっています。
宝光社
 御祭神 天表春命 (あめのうわはるのみこと)

中社
 御祭神 天八意思兼命 (あめのやごころおもいかねのみこと)

奥社
 御祭神 天手力雄命 (あめのたちからおのみこと)

火之御子神社
 御祭神 天鈿女命 (あめのうずめのみこと)

九頭龍社
 御祭神 九頭龍大神 (くずりゅうのおおかみ)

 

 

パワースポットとして大人気

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神々の伝説、霊山戸隠山戸隠神社の境内にそびえる樹齢300年を越える杉並木など昨今のパワースポットブームにはもってこいのシチュエーションでこの戸隠5社をめぐるツアーが若い女性に大人気なんだそうです。
いろいろ調べていたらさっそく行ってみたくなってしまいました。いや、その前に戸隠神社式年大祭にについても勉強しなくては(笑