そうだ 信州へ行こう

信濃の観光地を遊びながら紹介しています

戸隠そばの食べ比べができるよ そうだ新そば祭りに行こう!

もう11月になってしまいました、今年もあと2ヶ月ですね。
私はこの時期が信州に住んでいてよかったと思える一番の時期なんです。
収穫の秋、紅葉の秋、味覚の秋と様々な場所でイベントがたくさん行われています。
なかでも新そばがふるまわれるこの時期は指折り数えて待っています。
今日は信州でも有数のそばの産地として有名な戸隠で行われる新そば祭りについて紹介します。

 

戸隠そば

信州と言えば「そば」ですがその中でも全国に名が知れているのが「戸隠そば」。岩手のわんこそばや出雲の出雲そばとともに日本の三大そばとして数えられています。
戸隠そばはその産地だけではなくそば粉の引き方やそば打ちの方法、そして盛り付け方にまでいくつかの特徴があります。

一つ 挽きぐるみの蕎麦粉を使用していること。
一つ 延すときに四つ出し(四角く伸ばす)をせず丸延しすること。
一つ 麺を伸ばす時の麺棒は一本しか使用しないこと。
一つ ざるそばはボッチ盛りで盛られていること。
一つ そばは水を切らずに盛られていること。
一つ 根曲りだけで編まれたざるにもらていること。
一つ ざるであっても海苔がかけられていないこと。

などの特徴がありますがすべてを守らなければいけないわけではなく、戸隠地方のお蕎麦屋さんを見たときに共通する点が挙げられています。
この中でぼっち盛りというのは聞いただけではちょっとわかりませんよね、これはひとざるに5、6束を小分けにし盛る盛り付け方です。
「ぼっち」というのは、戸隠神社の奥社、中社、宝光社、九頭龍社、日之御子社の五社を表しており、戸隠神社5社を表す場合は5ぼっちと言われるそうです。
地域によっては地蔵堂などを加えて6ぼっちであったり7ぼっちのところもあるそうですよ。

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新そば祭り

10月31日(土)
新蕎麦献納祭が10月31日に行われました。
献納祭とは今年収穫された新蕎麦を神様の前で白装束のそば職人が打ち、神前へ奉納するというものです。
献納祭の後、午後1時から地元吉田高校のそば部の生徒たちによる新そばの振舞いが行われます。例年人気があり長蛇の列ができます。
「御利益そば」の振舞い、午後3時ごろから奉納式でお祓いを受けた神聖なそばを300食限定で振舞われます。

10月31日~11月24日
人気の「半ざる食べ歩き手形」で戸隠そばの名店を食べ歩くことができます。
半ざるとは通常5ぼっち盛りのざるが3ぼっち盛りで出されます。事前に好みの店を調べておけば2000円の半ざる手形で4軒回ることができます。
半ざる券4枚ついているので1食分にするにはちょっと多い気がしますが期間中であればいつでも使えるので後日また来ることもできます。
遠くから来られるかたは余った半ざる券がお土産屋さんでも使えますよ。
「半ざる食べ歩き手形」は半ざる券が4枚で2000円になっています。
「半ざる食べ歩き手形」が使えるのは加盟店の約20店舗になりますのでホームページで確認してください。

半ざる食べ歩き手形|第46回戸隠そば祭り

 

駐車場

戸隠神社中社に約100台分の無料駐車場があります。
各神社や店舗にも無料駐車場があります。

 

アクセス

上信越道長野ICから
 戸隠バードライン経由30km1時間。

 ・上信越道信濃町ICから
 国道18号・県道36号経由18km30分。

アルピコ交通のバスなら長野駅から戸隠そば博物館や戸隠中社、奥社までバスが通っています。
バードライン経由戸隠線(長野〜戸隠高原)

・乗合タクシーを利用すると善光寺や戸隠のパワースポットなど観光地を回りながら戸隠そばが食べられますよ。
料金表・お申し込み | 妙高・黒姫・戸隠ライナーの旅 | ワゴンタクシーで行く