真田の旗印がひしめく上田の街を回ってみました。上田駅から上田城編
ついに真田丸が始まりました。やはり笑いが多くて楽しい第1話でしたね。
信之(大泉洋)と信繁(堺雅人)の仲がいい楽しげな会話、二枚目でまじめな顔をしているのになぜか笑える父昌幸(草刈正雄)など思っていたとおりです。思っていたとおりだけど十分楽しませてもらいました。
武田勝頼が滅亡の一途をたどる様はとても切ないですが、その過程で出てくる各城の位置関係などとても興味深いところが多くありました。こういう歴史ものを見ると武将たちが戦った舞台に興味が出ますよね。
去年の内に回りたかったのですが、なんやかんやとまったくいけなかったので年明け早々ですが真田家のゆかりの地を散策してきました。主に写真紹介になってしまいますが上田市街編と真田の郷編に分けて紹介したいと思ってます。
一度では全部まわりきれなくて他にも見たい場所はたくさんあります、近いうちにまた行ってみたいと思ってますのでその都度情報は追加します。
上田駅
長野から高速道路(上信越自動車道)にのり上田菅平ICで降りたのが午前10時、15分ほどで上田駅ロータリーに到着します。
上田駅前のロータリーには30分以内無料の駐車エリアがあります。
駅ロータリー内にある大水車と同じ場所にあり、後ろには六文銭の旗印が時計台の役目もしてます。
この日の気温は3度と空気がとても冷たいです。でも今年は本当に雪が少ない。
街中もそうですが、山側も全然雪がなく地元の人々も首をかしげるばかりです。
大水車はまるで真田の砦を思わせるような作りになってますね。
このロータリーは全面に電飾が施されていて夜はとてもきれいなイルミネーションで輝くそうです。
今、上田の街は真田の赤備え一色で、いたるところに六文銭が入った旗がたなびいてます。上田駅前も大河ドラマに合わせて真田丸を全面にだしてました。
駅構内も覗いてみると
さほど広くはない構内ですが、やはり真田丸一色ですね。
私はこういうところでお土産屋さんをチェックするのが大好きなんです。
そしてお土産も真田に関するものがあるわあるわ
駅を出てすぐ上田の観光場所が地図に表示されています。
上田駅からは真田ゆかりの地を回るための路線バスが出ているので車で来られた方はバスをうまく利用するといいですよ。
●上田市街地を巡回するのは【まちなか循環バス】
現在は土日祝日のみ30分間隔運行しているそうです。
3月頃からは毎日運行するそうです。桜の季節は是非この循環バスを利用してください。
●菅平方面の真田の郷を観光するなら【真田の郷周遊観光バス】
菅平方面の山側は真田ゆかりの地や観光施設が広く点在しているのでこういう周遊バスがあると便利ですね。
1日に4便上田駅からも発着しているので時刻をしっかり調べておきましょう。
池波正太郎真田太平記館
上田駅からは緩いのぼり坂を20分ほど歩きます。付近にはコインパーキングもたくさんあるので車でも行けますよ。
今回は時間がなかったので残ながら表から写真だけ取らせてもらいました。
真田太平記はとても面白かったのでこの記念館は是非行ってみたいと思ってるんです、次回こそは!
柳町
次に目指したのは池波正太郎記念館から歩いて5分の場所にある「柳町」です。
柳町は江戸時代に北国街道の要所として栄えた場所で、現在は柳町まちづくり協議会が景観保全に努めて古民家を数多く残している場所です。
文字どおり柳の木が立ち並び白壁と格子造りの街並みが江戸時代の街道を思わせます。
造り酒屋さんやみそ蔵、人気のパン屋さんなどいろいろなお店がこの街並みの中に溶け込んでいます。
柳町の入り口には縁結びのお地蔵様と水琴窟が設置されています。
保命水をお地蔵様にかけるとその水が地中の水瓶に流れ落ちて「キンキン」とも「チリンチリン」ともとれる透き通った綺麗な音がします。
すぐ脇を車がとるので少し聞き取りずらいですが耳を近づけると涼しげな音が聞こえました。
菱屋
武田信玄の流れを受け継ぐ武田みその直売店です。
おお西
店主が開発した発芽そばが評判のお店です。発芽そばと綺麗な更科そばの二色盛りもあるそうです、こだわりの十割そばを是非食べてみたいですね。
手打百芸 おお西|信州上田の十割蕎麦屋おお西| - 長野県上田市柳町にあるおそば屋 おお西
コラボ食堂
日替わりでシェフが変わるというとてもユニークな食堂です。
シェフになるのは料理が好きな人、将来お店を持ちたい人、農家の人、主婦や学生など、登録している人や団体です。
コラボ食堂 | 上田柳町にあるコミュニティ・レストランです。
お土産処 木楽歩(こらぼ)
真田家や六文銭にちなんだお土産品が所狭しと並んでいます。
森文
建物は130年の歴史があり、店内には以前郵便局として使われていたころの窓口がそのまま残っています。
郵便局の前は呉服屋とその歴史は深いようです。ですが店内にはジャズが流れるなどとても落ち着いた雰囲気のお店です。
挽きたてのコーヒーと手作りのケーキで一休みしてもいいですし、家伝のおこわ御膳でお昼ご飯もいただけるお店です。
ルヴァン
天然酵母の手作り焼き立てパンがとてもおいしいお店。古民家の中でパン屋さんをやっているというギャップが面白いです。
二階には畳敷きのカフェもあります。寒いこの時期は薪ストーブが焚かれてカフェの座敷にもコタツが用意されてました。
一階のお店で買ったカンパーニュをその場で切り分けていただき、はちみつ入りゆずネードやチャイでティータイム。
このお店のパンはとても評判で遠方からわざわざ訪ねてくる方もいるそうです。
岡崎商店
寛文5年(1665年)創業の歴史ある造り酒屋さんです。店内では利き酒を勧めていただきました(私は日本酒が苦手なので遠慮しときましたが)
試食でいただいた味噌に大豆を漬けたものがとてもおいしかったです。一つ買ってきたので紹介したかったのですが写真を撮る前に妻に封を開けられてしまいました(涙
銘酒 信州亀齢(きれい)は日本酒好きの人に人気のお酒ですよ。
上田大神宮
柳町を抜けた国道18号沿いに建つ上田大神宮。
お正月明けなので昨年の達磨やお守り、お飾りが積み上げられていました。
境内の西側には西宮恵比寿神社がまつられています。
檸檬
お昼は事前に調べて是非行ってみたいお店があったので上田駅前まで戻って遅めの昼食となりました。
お店は海野町商店街にある「檸檬」。中華の四川料理店です。
なぜか上田のソールフードとしてあんかけ焼きそばよくあげられます。この店も一番人気はあんかけ焼きそばで、真田丸に出演されている大泉洋さんが何度か来られているそうなんです。
店内にはサインも貼ってありましたよ。
さっそく五目あんかけ焼きそばをいただきました。細い中華めんを焦げが着くくらいしっかり焼いてあるけどふわふわの食感、餡の上から酢にからしを溶いてかけます。この酸味とつんと鼻に抜けるからしが病み付きになります。
妻が頼んだのはエビ入り塩ラーメン、塩味でじわーっと浸みるおいしさ。ぷりぷりのエビが溜まりません。
〒386-0012 長野県上田市中央2丁目12−11
じまん焼き
檸檬を出ると道の反対側に行列のできているお店を発見。
どうやらじまん焼きという今川焼のようなものが売ってます。
一つ80円であんことクリームがあるようです。空いていれば買ったんですけど子供も寝てしまったし寒い中並ぶのは無理とあきらめました。
でも上田には探せばまだまだ美味し物がありそうです。次回はもっとよくリサーチしてから出かけよう。
上田城
そうそう、上田城も上田駅から近いんですけど今回は回りきれませんでした、なにしろ午後は菅平方面の真田家ゆかりの地を訪ねたもので。
上田城の情報は前回訪問したときの記事をご覧ください。
近いうちにまた行きますけどね、次は雪景色の上田城もいいな!