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そうだ 信州へ行こう

信濃の観光地を遊びながら紹介しています

今大人気の黒部ダムへはどうやって行ったらいいの?それぞれの目的で楽しみ方いっぱいの「くろよん」へ行こう!

豪快な放水の景色を写真で目にすることが多い黒部ダムがいま観光地としてとても人気を集めています。山奥の秘境といっていい場所ですが、ダムへのルートやそれぞれの楽しみ方がたくさんあるのも人気の秘密でしょう。

ダムを観光目的として見に行くことは少ないと思いますが、軽い気持ちで行くと時間的にも肉体的にもかなり計算違いをしますので気を付けてくださいね。

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黒部ダムとは

地元では「くろよん」という愛称までついている黒部ダムは日本で最も大きなダムです。実際に行くとその大きさと自然の中に組み込まれた雄大な姿に驚かされます。
黒部ダムは戦後の電力不足を解消するために日本の山岳地帯特有の落差を利用した水力発電のために作られました。標高2000m以上の高地と冬の寒さという過酷な自然状況の中で建設され、当時の状況が映画「黒部の太陽」に描かれているというのはあまりにも有名な話です。さらに建設時は171名という多くの作業員の命が犠牲になり、その難所とされていた破砕帯からは今なお地下水が流れ出ています。

 

正式名所:黒部川第四発電所

所在地:〒930-1406 富山県中新川郡立山町芦峅寺字ブナ坂外11国有林
電話:0261-22-0804

休業期間:12月1日~4月15日

見学時間
4月16日~11月3日 7:30~17:35
11月4日~11月30日 8:30~16:35

ホームページ:黒部ダムオフィシャルサイト

 

 

 

 

 

黒部ダムへのルート

黒部ダムは長野県側と富山県側のルートがあり、長野県側のルートは黒部ダムの建設のために切り開かれたルートで、現在は日本ではここでしか乗るのことのできないトローリーバスへ乗車することになります。一方富山県側のルートは黒部ダム建設後に観光用として作られたルートですが、毎年4月から6月まで楽しめる雪の大谷が大人気です。

 

長野ルート

長野ルートで行く場合には長野県大町市扇沢駅からトローリーバスで黒部ダムまで行くことになります。所要時間は15分程度です。扇沢駅までは長野駅東口からバスが出ている(所要時間は1時間30分程度)のと、JR信濃大町駅からもバスが出ています。
車で扇沢まで行く場合に気を付けなければならないのがハイシーズンの週末や連休です。最近では登山愛好者や外国人観光客が増えたことで黒部ダムを訪れる人もかなり増えており駐車場の待ち行列が10キロ以上になることも多いようです。扇沢駅には有料駐車場と無料駐車場が3つ用意されていますが連休中は午前中の10時頃には満車になってしまいます。無料駐車場を利用する人の中には前日から泊まり込んでいる人もいますからね。


扇沢駅では気にしておいてほしいのが駅員さんの「中里さん」。乗車券を求めて長い列に並んでイライラしているお客さんを軽快なトークで楽しませてくれる名物駅員です。

 

 トローリーバスの運賃
 大人 1540円(往復 2570円)
 小人 770円(往復1290円)

 

富山ルート

富山県側からのルートはあらゆる乗り物を乗り継いで行くとても楽しいルートでもあります。
まず電鉄富山駅から立山駅までは電車で1時間ほど。立山駅からは立山ケーブルカーで美女平駅まで10分。美女平からは高原バスに乗り換えて室堂まで1時間弱になります。室堂駅からトローリーバスで大観峰駅まで10分。さらに大観峰駅から黒部平駅までロープウェイで10分。黒部平から黒部湖までケーブルカーで5分。
乗り継ぎ時間を入れなくても2時間以上の工程ですね。料金は各乗り物ごとに購入する必要があり少し面倒ですが、逆に言うどの場所でも引き返すことが可能です。
室堂駅には大人気の「雪の大谷」と呼ばれる20メートルにもなる雪の壁が500メートル続く場所があり、毎年4月から6月まで「雪の回廊ウォーキング」が行われます。2016年は4月16日(土)~6/22(水)まで開催

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 立山ケーブルカー立山駅~美女平駅)
 大人 720円(往復1290円)
 子供 360円(往復650円)

 

 高原バス(美女平~室堂)
 大人 1710円(往復3020円)
 子供 860円(往復1510円)

 

 立山トンネルトローリーバス(室堂~大観峰駅)
 大人 2160円(往復3240円)
 子供 1080円(往復1620円)

 

 立山ロープウェイ料金(大観峰駅~黒部平駅)
 大人 1300円(往復1940円)
 子供 650円(往復970円)


 黒部ケーブルカー料金(黒部平~黒部湖)
 大人 860円(往復1300円)
 子供 430円(往復650円)

 

迫力の放水

毎秒10トンと言われる大迫力の放水は黒部ダムの象徴ともなっていますが、実は水力発電とは全く関係ないそうで、観光用の放水とも下流域の自然に配慮した放水ともいわれています。冬季には放水が行われず2016年は6月26日~10月15日まで行われる予定になっているので見たい方はぜひ期間内に訪れてください。
放水は展望台からの眺めが一番よく、午前中の早い時間に訪れれば朝陽が当たって虹が見れることがあります。

 

黒部ダムえん堤

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日本最大のダムを支えているえん堤ともなるとその厚みも常識外れで、えん堤の上に立つとダムの大きさを実感できます。
富山側から黒部ダムへ到着するとまずこのえん堤の上へと出ることになり、長野県側から来た場合にはトローリーバスから降りた時点でえん堤と展望台のどちらに進むか選択することになります。
黒部ダムを最も近くで見ることができ記念撮影のポイントでもあります。またこの場所から見る立山の雪渓はとても美しく残雪の立山連峰をカメラに残す方も多いようですね。
えん堤から展望台に上がる場合ダムの壁面に設置された外階段を昇っていくことになるのですが、昇っている最中はあまり気になりませんが下から見るとその光景はゾッとするかもしれませんよ。

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黒部ダムレストハウス

お昼や休憩をとる場合はレストハウスを利用するといいです。黒部ダムカレーや破砕帯サイダーなど面白い食べ物がいくつもあります。
飲食をする場所はこのレストハウスしかありませんがレストハウスの外にもいくつかベンチが設けてあるので利用できます。
ただ、あまり大きな施設ではないので混雑時には行列ができてます。私のお勧めは扇沢駅などで販売されているご当地弁当(黒豚めし弁当、信州サーモン笹ずし)を購入してくるのが落ち着いて食べれていいのではないでしょうか。

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混雑状況

長野県側から入る場合、前述したとおりゴールデンウィーク、夏休み、シルバーウィークなどハイシーズンは駐車場へ入るのも10キロ以上の渋滞が予想されます、なるべく早く駐車場へ入らないと待ち時間のほうが長くなってしまうかもしれません。
また、観光バスや路線バスは優先的に駐車場へはいれるのでこちらを利用するほうが時間の計算はできます。
もう一つ注意しなければいけないのが観光バスで大挙してくる外国人観光客です。この団体にぶつかるとトローリーバス内も満員電車並みに込み合うので気を付けてください。

 

まとめ

私は長野県側からしか行ったことがありませんが、トローリーバスを降りた後展望台に出るまで220段の階段を昇ることになり足がパンパンになった記憶があります。体の不自由な方やお年寄りなどは必ず付き添いの方を連れて行ったほうが無難です。
服装ですが、とても標高の高い場所で気温も低いのでゴールデンウィークあたりでも天候によってはダウンなどの防寒着は大げさではありません。富山県側の雪の大谷を訪れるかたはなおさら防寒を十分にしていってくださいね。
自然豊かで感動する景色がたくさんありますが乗り物の乗り継ぎも多いので時刻表などを十分確認して時間には余裕をもった旅程を立てて下さい。