伊那のあじさい寺に2500株の紫陽花が美しく咲き誇る
深妙寺は伊那のあじさい寺といわれ6月下旬から鮮やかな紫陽花の花が咲きそろい県内外から15000人以上の人々がその美しさを楽しみに来きます。
子授け、安産、子育ての神様として信仰されるほか、境内には1800個の石臼が並べられ日本一の石臼寺としても有名です。
深妙寺のあじさいは遅咲きで知られ、あじさい祭りも毎年7月上旬と少しおそい開催となっています。
深妙寺のあじさいまつり
開催期間:平成26年7月5日(土)~7月12日(土)
場所:深妙寺(〒399-4431 伊那市西春近小出3160)
問い合わせ:0265-72-5070
アクセス:中央自動車道 伊那ICから12㎞約15分
駒ヶ根ICから15分
JR飯田線伊那市駅下車 タクシーで約15分
駐車場:普通車60台/大型バス可
開花情報:長野県 伊那市 あじさい寺 深妙寺 あじさい寺 永代供養
平安時代に権現信仰の道場として権現山に誕生した深妙寺が現在の地に移ったのは1600年。本堂から裏山にかけ170種類2500株のあじさいが所狭しと咲き競いその規模は県下最大。「伊那のあじさい寺」と称されます。
深妙寺のあじさいは重盛快典住職の母、故登美子さんが20本を挿し木したのが始まりで30年余りで今の規模にまで増やした手間は並大抵ではないでしょう。
境内は手入れが行き届きとても美しいあじさいを楽しめますが、そのあじさいに包まれるように33体の観音像を見ることができます。
毎年6月下旬から7月上旬が見ごろになり、青い花が多い中で白い花やガクアジサイの種類も豊富で見る人を飽きさせません。
日本一の石臼寺
長野県南部には江戸時代から使えなくなった石臼をお寺に奉納して供養する習わしがあり、深妙寺では奉納された石臼をきれいに敷き詰めて石臼庭園を造っています。
石臼は穀物をすりつぶすことから煩悩を消滅すると信じられており、庭園に使用されている石臼の数は1800個。その規模は国内最大の石臼寺といっていいでしょう。