戸隠そばを食べにそば祭りに行ってきたよ!
10月31日から戸隠神社でそば祭りが始まったので今年もおいしい戸隠そばを求めていってきました。
長野市から浅川のループライン(通称:ループ橋)を通って飯綱まで登ってきます。
ループ橋辺りまではまだ紅葉が残っていてきれいな景色です。
それより標高が高いと紅葉は終わっていて葉が落ち始めています。
いいづなリゾート前から戸隠方面に走ってくると大座法師池に突き当たりますが池の水はすでに抜かれていましたね。
大座法師池の水は毎年冬になるとすべて抜いてしまうようです。
戸隠はすでに冬支度の始まりを感じました。
10時30分に戸隠神社中社の無料駐車場に車を止めて少し散策。
中社の無料駐車場は100台ぐらいは止められます。
無料ですがそば祭りなどのイベント時期やお盆の休みなどの混む時期は午前中で満車になることが多いです。
お蕎麦屋さんに駐車場があるところが多いですが、台数はあまりありません。
中社には有料の駐車場もあります。中社前の観光情報センターの裏側にあり、普通車は1回500円、バイクは300円です。
車を降りると11月10日ですがすでに厚手の上着が必要なほど空気は冷たいです。
この日は天気が曇りでしたのでなおさら寒さを感じました。
無料駐車場からそのまま中社の境内につながっているのでまずは参拝します。
境内には大きな杉の木がたくさんあってパワースポットという気配がありますね。
長い急な石段を下りると一つの根から3つ又に分かれた杉の木があります。
皆さんパワーをもらおうとお祈りしたり触れてみたりしていました。
中社のすぐ前には大人気のうずら屋さん午前11時前なのにすでに行列ができてます。
紙に名前を書いて呼ばれるのを待つようです。
並ぶのは苦手なのでいつか機会があったら食べてみよう。
今回の目的は中社前から道一つ入ったところにある「二葉屋 葉隠」さんです。
こちらもとても人気のあるおいしいお店ですね。
なぜ今回は「二葉屋 葉隠」さんを選んだかというと、こちらはそばを塩でいただけるお店なんですよ。
そば祭りの時期はそば粉も新しいですから塩をそばに振りかけていただくとそばの香りがとってもよくわかるんです。
以前に戸隠大門の辺りにあった水車のあるお蕎麦屋さんで塩で食べるそばを始めて食べました。
そばの香りと塩で引き出される甘味に感動してからそば祭りでは好んで塩のそばを食べています。
戸隠そば祭り
期間:平成30年10月31日(水)~11月25日(日)
期間中は半ざる手形などの食べ歩きイベントが行われています。
半ざる手形は案内情報センターやイベントに参加しているお蕎麦屋さんで購入できます。
アクセス
車:上信越道信濃町ICから国道18号・県道36号経由約30分または長野ICから国道18号・浅川ループライン・バードライン経由約40分
バス:長野駅からバス約1時間
ホームページ:そば祭り – 2018 戸隠そば祭り
双葉屋 葉隠
長野県長野市戸隠中社宮前
平日 11:00~15:30
土日祝10:30~16:00 日曜営業
そばが売り切れ次第営業は終了。
午前11時頃に店に入ると席は空いていました。
6人掛けのお座敷に通されます。
店員さんが言うには混んでも相席にはしないのでゆっくり食べてくださいとのことです。
心遣いがうれしいです。
沢庵とお茶がすぐに出てきました。
今回頼んだのが「戸隠辛味おろしそば」と「ざるそば」です。
どちらも塩とそばつゆがついてくるので好みでいただけます。
5歳の息子もそばを塩で食べるのが好きで、ざるそばが出てくると早速塩をかけてそのまますすっています。
今回は思っていたほどそばの香りを感じられませんでしたが、さわやかな味わいとスルスルとのどを通る冷たいそばの感触がたまりません。
2ぼっちを塩でいただいた後はそばつゆで残りの4ぼっちをいただきました。
戸隠そばは食べやすいようにそばを小分けにしてあるのですが、このそばの分ける単位をぼっちと呼びます。
1人前は5ぼっちか6ぼっちです。
私は「戸隠辛味おろしそば」をたのんだので大根おろしがたっぷりと付いてきます。
大根おろしは辛すぎず、でも入れすぎると胸焼けしそうという程度の辛さです。
そばを食べ終わるころに野沢菜漬けとそばかりんとうがサービスで出されました。
もちろん蕎麦湯もいただけたましたよ。
お祭り時期だからなのかわかりませんがたくさんサービスがあってうれしいですね。
おいしくいただいて席を立つ頃には入店待ちのお客さんが数名います。
早めに入っておいてよかった。
二葉屋 葉隠さん満足のお蕎麦でした。
食後は少し腹を空かすために中社から宝光社へ歩いて移動しようということになりました。
車が行きかう道路は歩道がないためとても危険です。少し歩いていると脇に入る案内看板がありました。
神道という道があるそうです。
脇を流れる川には観賞用にイワナが放流されていました。水がとてもきれいなんですね。
そのきれいな水で打っているので戸隠そばはおいしいんでしょう。
神道は緩やかな山道です。この日は軽装でしたが十分歩ける道です。
カラマツの細かな葉が降り積もって歩きやすい素敵な散歩道でしたよ。
普通に歩いて20分ぐらいの道ですが、ゆっくり景色を楽しんだので倍の40分ぐらいかかってしまいました。
それでも腹ごなしにはちょうどいい散歩です。
宝光社に到着し、参拝を済ませます。
宝光社の正面石段は中社の倍はありそうな長さです。
湿った石段で足を滑らせないようにゆっくりと降りてきました。
本日2件目のお蕎麦屋さんは「手打ちそば処千成」さん
宝光社の境内からながーーーい階段を下って左手側に3分ぐらい歩くと見えてきます。
お店は2階にあり、入り口の脇には湧水が流れていて飲めるそうです。
お店のそばも湧水を使用して打っているそうですよ。
手打ちそば処千成(せんなり)
営業時間は9:30~17:00(木曜日定休)
〒381-4101 長野県長野市戸隠宝光社2339
店内はゆったりとした作りで、12時50分に入ったにもかかわらず席が空いていました。
こちらで頼んだのは「とろろざるそば」、「山家そば」、「お子様天ざる」です。
席に座るとお茶と揚げそば餅、野沢菜漬けが運ばれてきました。
戸隠の蕎麦屋さんはどちらもサービスが良くてうれしいですね。
先ほどの湧水も店内で飲めるようになっていました。
私が頼んだ「とろろざるそば」はすぐに運ばれてきました。
おいしそう。
こちらは塩がついてこなかったのでそのままとろろとつゆでいただきます。
そばは細打ちですね。
細いけど腰があってサラサラっといただけるおいしいお蕎麦です。
本日2食目ですがすぐに完食してしまいました。
息子の頼んだ「お子様天ざる」ですが、3ぼっちの半ざると天ぷら(トウモロコシ、サツマイモ、カニかま)とジュースがついてきます。
息子もよく歩いて腹ごなしができたのでサラッと完食しています。
もう一つは妻が頼んだ温かいお蕎麦の「山家そば」。
山家そばとは田舎そばのことだそうで、具などは一切なくそばと汁だけのシンプルなお蕎麦です。
11月の戸隠はとっても寒いです、体が冷えてしまったらやっぱり温かいお蕎麦がおいしいですね。
私も少しいただきましたが、細打ち麺にあったかいだし汁がかけてあります。
それともち米の山菜おこわと大根の煮物が付いていて体を温めてくれるおいしいお蕎麦でした。
中社から宝光社まで歩いて下ってきたのですが帰りもあの距離を上るのはちょっときついなと思っていると近くにバス停がありました。
宝光社前のバス停から中社前のバス停まで通っています。
ちょうどいい位置にありましたが、この日は土曜日で運行が1時間に1本しかありません。
私たちはあまり待たずに乗れましたが利用する場合は事前に時間をチェックしておいたほうがいいでしょう。
宝光社→中社へ行く路線の時間表
今年も楽しくそば祭りに行ってくることができました。
そば処信州にいるんですからおいしいお蕎麦をたくさん味わいたいですよね。
そば祭りはまだ開催されていますからぜひ足を運んでみてください。