そうだ 信州へ行こう

信濃の観光地を遊びながら紹介しています

信州はまさに花盛り

北信地域でも桜のお花見は終盤になってきました。今年も夜桜は寒かったので行きませんでした。
梅、桜が足早に散っていくとそのあと一層カラフルな花々が咲き誇るのが北信の春です。
八重桜や枝垂桜、花桃に菜の花、プルーンや桃、りんごが一斉に咲きだします。
畑の多い田舎なので同じ花が一面を埋め尽くす景色はいろいろなところで見ることができます。
杏の花で有名な千曲市のあんずの里、桃の花で有名な飯綱町の丹霞峡、最近春の花々に力を入れている小布施町小布施橋河川敷。
他にも有名は花祭りはたくさんあります。この時期の週末は遊び場所に困りませんよね。
今週末私は丹霞峡と小布施橋の河川敷に行ってみました。

 

 

 

飯綱町の丹霞峡はまだ早かった

以前は牟礼村といわれていましたが平成の市町村大合併により飯綱町になった場所で丹霞峡という場所があります。

「丹霞峡」とは約10haの広さに1500本の桃の木が植えられ、美しく咲き競う姿をこの地を訪れた日本画家の岡田三郎助さんが見て命名したそうです。
私も以前訪れたときに桃畑が一面桃色に染まった景色を見て感動しました。今年は暖かいのでそろそろ見頃ではないかと訪れたのですがまだ早かったようです。
残念ながら桃の花はほとんど咲いておらず、見ごろはゴールデンウィークですかね。
丹霞峡はなだらかな丘陵地でその斜面に沿って桃畑が続くため少し高い位置から見ると桃の花の絨毯を見るようです。
ゴールデンウィークは是非訪れてみてください。

 

丹霞峡がまだ早かったのでもう一つ近くで見たい場所へ行ってみました。それは袖之山の枝垂桜です。

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推定樹齢320年の大きな枝垂桜です。こちらはまさに見頃といった感じで春の風に垂れた枝が大きく揺れていました。

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近隣は農家が多く他に見るものもないのですがこの袖之山の枝垂桜を見るために多くの方が足を運んでいます。
今年は早く咲きすぎているのでゴールデンウィークまで持つか心配です。

 

 

小布施橋の下はまさに見頃

観光地として人気のある小布施町が最近力を入れているのが春の菜の花畑です。菜の花で有名なのが飯山の菜の花祭り(5月3,4,5)ですが小布施橋の菜の花畑も年々大きくなってきています。
まだ残雪の残る山々を望みながら黄色い菜の花に囲まれる景色はそれだけで一枚の素敵な思い出になります。

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この日は妻と息子を連れていたので菜の花畑の真ん中に立たせて色鮮やかな綺麗な写真を撮ることができました。


河川敷の入り口付近は八重桜の並木になっているのでこちらも今が見ごろ。

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一段下がると花桃が朱色の花を咲かせて見ごろ。

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まさに一番いい日に訪れることができました。これだけ力を入れて手入れしているにもかかわらず駐車場も入場料も取りません。
河川敷への入り口が狭いために小布施橋の上が渋滞になるのがちょっと難点ではあります。

 

 


北信地域はゴールデンウィークまで20度以上の日が続き天気も晴天が続くようです。観光には最高の日が続きます。
善光寺、そして春の花々をぜひ見に来てください。