日本の１００名城にも数えられる上田城址公園へ行ってみましたよ。

何年も前ですが、池波正太郎の真田太平記を読んで真田一族のファンになりました。
今は火坂 雅志の真田三代を読んで戦国の乱世を想像しながら幸隆、昌幸、幸村という武将たちの活躍を楽しんでいます。
ですがその居城とも言える上田城にはまだ行ったことがありませんでした。
平成28年の大河ドラマに真田丸が決まったことで真田のゆかりの地を今年中に回ってみたいと考えています。

先日、大河ドラマの撮影が長野の上田市でスタートしたということを聞きとても悔しい思いをしました。
遠くからでも一目見たかった。
そんな話を聞いたらいてもたってもいられません、さっそく上田城公園へ行ってきました。

上田城址公園

城跡といってもここは市民のための公園になっているんです。駐車場わきにはバスケットコートが設置されていたり、芝生ではバトミントンをする人たちがいたりと市民の憩いの場所になってるんですね。

上田城は日本の１００名城にも上がっており、１００名城にはそれぞれスタンプが用意されています。上田城の場合南櫓の入り口と上田城二の丸橋前の上田市観光会館内にスタンプが用意されています。

アクセス

上田城へ行くには高速道路を使うなら上信越自動車道の上田菅平ICが最も近いです。
インターを降りて山側へ上ると菅平高原になり、下ると上田市外へ出ます。
上田城公園は上田市外方面に１５分ほど走ったところにあります。
インターからは右折と左折の２回でつけました。

駐車場は二の丸橋を渡って公園内の中まで入ったところに数十台止められる駐車場と南櫓下にも専用の駐車場があります。どちらも料金は無料です、場内に入るだけならやはり無料です。私は南櫓下の駐車場に止めました。

 南櫓下駐車場

絶壁の上に櫓が立っている姿を見ると上田城が要害だったことがうかがえます。
ちなみに今の上田城は全て再建されたもので当時のそれとはかなり違っているともいわれています。
ですが、徳川軍を二度までも退けた城がここにあったと思うと興奮しますね。
南櫓下の駐車場に止めると石垣沿いに尼ヶ淵を歩き二の丸の堀跡へと城の周りを迂回するようになります。

二の丸橋

お堀をたどって行くと二の丸橋に出ます。

東虎口櫓門

東虎口櫓門は観光客が記念撮影しやすいように絶えずシャッターマンが待機しています。

私たちも家族で記念写真を撮ってもらいました。

上田の歓迎ぶりはとても手厚いです。

運が良ければこの辺りで上田城おもてなし隊にもあるらしいですよ。

残念ながらこの日は出張中でした。

大手門右側の石垣でひときわ大きな石が真田石といわれる不動の岩です。

これだけの大きな石を石垣に使うのは小さな石を積むより一層の労力を必要とします、そのためその城の威厳を表すとされています。また、城を作った近隣の民の敬愛も深かったと思われますね。

 南櫓

東虎口櫓門をくぐるとすぐ左手の南櫓へ上ることができます。

南櫓は有料ですが中に入り櫓の中を体験することができますよ。

火縄銃を持って記念撮影もできます。

 櫓内には第１次、第２次の上田城決戦の模様が図で紹介されています。本などの活字で想像するのと実際の場で景色を見渡しながら戦況を見るのではその臨場感は全く違いますね。

櫓内に上田城の全体像がジオラマ化してありました。

上田城は平城なので中はこんな風に広々としていたんですね。

真田神社

真田井戸

真田杉

お土産買うならこちら

二の丸橋の正面に上田市観光会館があります。

入り口付近から全面真田幸村一色です。

中に入ると真田幸村グッズが所狭しと並んでいます。

 是非お立ち寄りを

真田幸村の人気もあって上田城はファンも多いようです。
今後は大河ドラマの開始に伴いさらに観光客が増えることでしょう。